サンフランシスコの植物園 San Francisco Botanical Garden.

 


サンフランシスコに住んで3年になりますが、

『お勧めポイントはどこ?』と聞かれても

私は答えることができません。

(小さな声で)これといったとこが思いつかないからです。

ですが、先週行った植物園がなかなか良かったので

紹介したいと思います。



サンフランシスコの植物園はゴールデンゲイトパーク(公園)内にあります。



入り口から熱帯雨林的な湿度でわーお!となります、

緑の密度が濃い!

ルソーの絵画みたいですよ!




それほど規模は大きくないですが、

それは反対にコンパクトにまとまっていて、密度が濃い植物園なのです。

私が植物園で期待するものは



1、子供が乗れる大きな葉っぱオオオニバス。

2、エキゾチックな食虫植物。

3、世界一大きな花ラフレシア。


植物園は大抵亜熱帯ものが多いので、私たちが通常目にするものより

大型でダイナミックなものがメイン、楽しみです。



わーお!いきなりウツボカズラ。

それもデカいです。



すごく近くで観察できるのもポイント高いです。



ハエトリ草もありました。

テンション上がります!!

この植物園はかなり演出が施されていて、




ここぞという展示の前ではスモークが焚かれていたり、

いるはずのない鳥の鳴き声が聞こえたり、

コロボックル(小人民族)になれる巨大な葉の写真スポットを用意したり、





さすがディズニーランドの国だなあと思えます。

そして順路の最後にメインが待っています。


それはお待ちかね、オオオニバス。

漢字で書いたら大鬼蓮!

↑ちょっと怖いね



見て!このレイアウト。

水面を目の位置に近いとこまで上げて、葉の表面と

水中の部分を同時に観察できるようにしています。

エキゾチックで、水音が心地よく、緑が豊か←植物園なので当たり前!


ああ。もう住みたい!ここはどこなの?

素晴らしい景色が広がっています。




植物園の違う楽しみ方としては(特にドライなサンフランシスコ)

かなりな湿気(モイスチャー)があるので

肌にいいんです。


長く園内にいると汗ばむくらい暑いんですが、

実はこの植物園は五つの部屋に分かれていて、

真ん中のメインエリアは熱帯雨林(モイスチャー)

それを挟む2つの部屋は高原にある植物の部屋(涼しい)

さらにそれらを囲む両脇は再び熱帯雨林(モイスチャー)

つまり、保湿→涼しい→保湿→涼しい→保湿

と不快にならないようにずっといられる空間づくりとなっています。




センスが良くて、充実した展示、サンフランシスコ住人は無料、

肌の保湿にも良いのですが、

残念ながら、私が見たかったラフレシアはありません。

(調べたらどこの日本の植物園も展示はありませんでした)

諦めて帰ろうとしたら、

目に入ってきた、もう一つの世界一大きな花と言われる



ショクダイオオコンニャクの文字

(amorphophallus konjac )と言うらしい。


え!あるの?ここに。





と、思いきや、写真のみ。

でもよく見たら、



なんと、ショクダイオオコンニャクの苗を販売中。

40ドル!売ってるもんなんだね。

すごいね、世界一の花を育てられるんです。

友人が家に遊びにきたら 世界一大きな花が見せられる!

想像は膨らみます。





ヤベェ、育ったら、育ってでどこにそんなスペースがあるのか、

幅もでかいが 高さもかなり。

上手く育っても花は7年に一回しか咲かず

おまけに咲いたら、咲いたで、臭い匂いが半端ないらしい(笑)

すごい近所迷惑。


と言うわけで購入は諦めましたが、

相当楽しめる植物園でした。

サンフランシスコに来ることがあったら是非!






San Francisco Botanical Garden

1199 9th Ave San Francisco,CA94122

Golden Gate Park内にある白い建物、温室です。






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